床下にはどんな害虫がいる?
普段目にすることのない床下はどんな状態で、どんな虫がいるかご存じですか?
布基礎(土のまま)の場合、床下は湿気がこもり湿気が好きな虫たちが生息しやすい環境です。
シロアリ・ゴキブリ・クモ・ムカデ・ゲジゲジなど・・・
床下に湿気が溜まる原因は?
●床下が低い
(床下の空間が狭いと通気性が悪くなる)
●他の家より低い位置に建っている
(周囲の土地より低く、雨水などが流れ込み排水が困難)
●沼地や水田の跡地に建てられている
(適切な土壌改良がされていなかった)
●床下通気口が塞がれている
(エアコンの室外機や荷物などで塞がれている)
床下に発生する害虫
住宅の基礎部分には病原菌を媒介するゴキブリや毒を持つムカデ、家を食害してしまうシロアリなど
注意しなくてはならない害虫が多く潜んでいます。
それらの虫は多くが水を好みジメっとした環境を好みます。
しかし床下の湿気対策をしっかり行い虫たちが好む環境から離れた環境を作ってしまえば虫も長居をせず、出て行くか餓死して死んでしまうことになります。
湿気による被害
●シロアリなどの害虫が発生
光が苦手で湿気のあるジメジメした環境を好みます。
好物は木材のため、木造住宅や木造が使われている住宅は注意。
●基礎部分などの柱(木材)が腐食
木材の含水率が高く腐ると木材腐朽菌が発生してしまいます。
腐朽菌はカビと異なり木材の主要成分を分解してしまう為、木造部の強度を低下させてしまいます。
●コンクリート部分の劣化
水を通しやすい特性を持つコンクリートは、水分を吸収すると劣化が速まり、コンクリートそのものが湿気の原因になってしまいます。
●カビの繁殖
床下木材に発生したカビが繁殖し、カビの胞子が生活空間へと入り込み家の中がカビ臭くなったり、食中毒やアレルギーの原因へとなります。
湿気対策が必要な家は?
★床下がコンクリートの家(べた基礎)は湿気対策を行う必要はありません。
(新築の場合・・築浅だともともとコンクリートが水分を含んでいるため、湿気っぽく感じますがだんだんと収まっていきます)
●床下からカビ臭がする
●押し入れがジメジメしてカビている
●畳がジメジメする
●床がフカフカする
湿気がある事により、基礎部分の木材にカビが発生し腐食してしまうと住宅の基礎は弱っていきます。
最悪の場合、耐震強度が低下し大地震時には倒壊してしまう可能性もあります。
湿気対策方法
布基礎の場合
●除湿シート
地面の上に防水シートを敷く
(布基礎部分の湿気を上に上げることは防げますが、シートで遮断されてしまい水分が溜まりシロアリなどの害虫の発生を招いてしまう恐れがあるため注意が必要です)
●調湿材・調湿シート
・湿度が高い時には吸収し、乾燥時には排出する半永久的に効果があると言われ安定した湿度を保ちます。
床下の結露やカビを防ぎ、防虫効果もあります。
・石系や炭系があり、どちらも直接土壌に敷詰めます。
炭は古くから吸湿材として利用されていました。
調湿材として加工された炭は 脱臭・防虫・防菌効果を持っています。
施工事例
●床下換気扇
モーターでファンを回し、床下の湿度を調節。
吸気口と排気口を作り空気を循環させます。
(30坪ほどのお家で2~4台の設置、約10万~30万円くらいが一般的な価格の様です)
※ クジョリアでは取り扱っておりません。
Qujolia では
床下の湿気や害虫の発生にお困りの方に対し、さまざまな対策方法をご提案させていただき、
お客様の被害状況や環境に合わせた施工方法で解決していきます。
2021年には床下調湿材を敷いたお宅が3件かありました。
それらのお宅はシロアリ被害があり、シロアリ駆除を行っています。
床下湿気対策をお考えの方・・・シロアリ被害が心配な方や何年も防除施工を行っていないお宅はシロアリ対策を行ってからにしましょう。
シロアリ対策の前に調湿材を敷いてしまうと、調湿材を一度撤去し、シロアリ駆除・防除施工後また調湿材を敷く流れになってしまい、その分時間や経費がかさんでしまいます。
シロアリ駆除・防除をお考えのお宅や、床下の湿気にお悩みの方はQujolia(クジョリア)にご相談下さい。
※船橋市を拠点とし、白井市・印西市・八千代市・鎌ケ谷市・習志野市・佐倉市・四街道市・松戸市・柏市・我孫子市・成田市・・・・
千葉県全域
その他・・・東京都・茨城県・など多くの地域の方々からお問い合わせいただいております。