家屋害虫・・木材害虫
千葉県成田市の古民家
丸太をそのまま使用した梁に無数の小さな穴がありました。
この小さな穴は木の中で育った幼虫が成虫になり木の中から出てくる穴です。
二次被害に遭わないために専用のノズル付きスプレーを使い穴の奥まで浸透させます。
木を食べる虫は多く存在し、被害に遭った木の種類によってある程度は害虫の種類が絞れます。
針葉樹・・・クロタマムシ、ケブカシバンムシ、ヒメスギカミキリ
広葉樹・・・ヒラタキクイムシ類、オオナガシンクイ
乾燥した木材
乾燥した木には主にキクイムシやシバンムシなどが住み着きます。
これらの虫は木が伐採される前に卵を産み付けている場合があるため、新築で使用した木でも注意が必要です。
キクイムシやシバンムシ
キクイムシ(木食い虫)名の通り家具や建材などの木材の中に棲みつき幼虫時代を過ごし成虫となり木材から小さな穴をあけ出て行きます。
主に4月~9月あたりに発生し、幼虫は約10か月間木の中で木材の内部を食い荒らしてしまいます。
1匹の成虫が産む卵の数は全部で約50個です。卵が全て幼虫になり木の中を想像すると恐ろしい光景ですね。
※成虫が木材から出る際に1~2mm程度の穴をあけます。
穴の周りには木くずと糞が付いています。
シバンムシは広葉樹・針葉樹ともに食害し、6月~8月頃に成虫が発生し木材の割れ目などに産卵します。
特に古材が好きで、古い木造建築や住宅が被害にあうことが多いようです。
木材害虫の防除対策
●飛来や産卵を防ぐために木材表面をニスやペンキなどでコーティングする
●予防として薬剤処理(木材防虫防腐剤)をする
●防虫処理済の木材を購入・使用する
●定期的に点検し早期発見
●業者に予防・駆除を依頼する
業者に駆除してもらうのが一番良いのですが、費用を抑えたい場合は殺虫スプレー(ピレスロイド系)がお勧めです。
木材の中にいる幼虫には専用ノズルを穴に入れ、薬剤をなるべく奥までいくよう注入します。
注入後は幼虫が逃げないよう穴を塞ぐのを忘れないようにしましょう。
使用するスプレーに記入してある効果の持続期間をしっかり守り、害虫がいなくなるまで定期的にスプレーしましょう。
※注意※
スプレーを使用する際には、周りに火気がないことを確認してから使用して下さい。
最後に・・・・
自分での駆除がなかなか効果がない・・
面倒くさい・・・
虫を見るのも気持ちが悪い・・・
そんな方はQujoliaまでご連絡下さい。
お客様のご都合に合わせ訪問させていただき、無料でお見積りを提示します。
施工日時もご相談させていただき出来るだけお客様のご希望に添えるよう決めさせていただきます。
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